【体験レポ】距離を越えて「同じ空気」を感じるテレプレゼンスシステム「窓」を体験してきました。
こんにちは、新規ビジネス創出グループの坂田です。
普段は自社サービスの立ち上げに奔走しつつ、新人研修の担当として、次世代のプログラマ育成にも携わっています。
教育や環境づくりに携わる立場として、日頃から「どうすればもっと円滑なコミュニケーションが生まれるか」という課題に向き合う毎日です。
先日、そんな私の活動の中で非常に興味深い出会いがありました。
今回は、そのご縁で実現した「ある体験」についてお話ししたいと思います。
意外な共通点から始まった出会い
きっかけは、弊社の江森さんが参加していた「出雲市IT企業誘致セミナー」で、MUSVI株式会社の阪井さんとお会いしたことでした。
お話を伺って驚いたのが、阪井さんは元ソニーの社員さんだったということです。
実は私自身も、かつて10年近くソニーのサービス開発に携わっていた時期があり、日本企業として情熱を持ってモノづくりをしていた当時の感覚を思い出し、勝手ながら強い親近感を抱いてしまいました。
そんな阪井さんが手掛けているのが、テレプレゼンスシステム「窓」です。
「窓」とは?
距離の制約を超えて、人と人、人と空間をつなぎ、あたかも同じ空間にいるような自然なコミュニケーションを実現するソリューション。
詳細はこちら:MUSVI公式サイト
「ハイブリッドな働き方」のヒントを求めて弊社でもテレワークが定着し、非常に効率的な環境になりました。
一方で、教育の現場を預かる身としては、対面だからこそ伝わる熱量や空気感の大切さも痛感しています。
「テレワークの利便性」と「出社時の豊かなコミュニケーション」を、どうにかして両立できないか。
そんな課題を解決するヒントがこの「窓」にあると感じ、阪井さんのご厚意で体験会をさせていただくことになりました。
「ビデオ会議」とは一線を画す、圧倒的なリアリティ

体験会では、御殿山にある阪井さんのオフィスと、出雲のコワーキングスペースにいる江森さんを繋ぎました。
実際に「窓」の前に立って感じたのは、これは単なるモニターではなく、文字通り「空間のつなぎ目」であるということです。
空間そのものが溶け込む
Zoomのように特定の人の顔を映すのではなく、向こう側の「部屋全体」が見えるため、自分の居る場所と地続きになっている感覚になります。
「気配」が伝わる音
参加者の声だけでなく、その空間の環境音も拾っているため、同じ空気を共有している実感が湧いてきます。
何より印象的だったのは、これが単なるデジタル技術の結晶というだけでなく、認知心理学や建築、インタラクションデザインといった「人の感覚」を徹底的に研究して作られている点です。
例えば、Zoomのように胸から上を映すより、「おへそより上」が見える画角の方が、人は心理的に安心し、自然な会話が弾むのだそうです。
これには、「対人距離(プロクセミクス)」の効果が大きく関わっていると教えてくれました。
顔のアップは心理的に「近すぎる距離」になりやすく、無意識に圧迫感を感じてしまうことがあります。
一方、へそあたりまで映ると、ちょうど対面で会話している時の自然な距離感に近づくため、リラックスして話しやすくなる、ということのようです。
さらに、阪井さんは画面越しに出雲にいる江森さんの身長をほぼ正確に言い当てることができました。
それほどまでに、距離感やサイズ感がリアルに再現されているのです。
「初めて会った気がしない」という不思議

「窓」の利用者がよく口にするのが、「窓越しにしか話したことがないのに、実際に対面したときに『初めまして』という気がしない」という言葉です。
今回の体験で、私自身もその感覚を肌で感じることができました。
特定の相手と「会議」をするだけではありません。
モニターの奥を横切った人にふと声をかけたり、遠くに座っている人と目が合って会話が始まったり……。
そんな「自然な雑談」が生まれる空間が、そこにはありました。
おわりに
今回の体験を通じ、開発者の阪井さんの熱い想いに触れることができ、私自身も大変良い刺激を受けました。
自分たちの働く環境をより良くするために、こうしたソリューションをどう活かしていけるか。 改めて自社の働き方や教育環境を考える素晴らしいきっかけとなりました。
阪井さん、貴重な機会をありがとうございました。
この出会いを大切に、今後もぜひいろいろな情報交換をさせていただければ嬉しく思います。

以上、坂田のレポートでした。
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