2025-06-24
座談会: RubyKaigi 2025 お土産トーク
こんにちは、H2開発グループです。 昨年に引き続き、今年も松山でのRubyKaigiに参加したH2開発グループのメンバーによる座談会を開催しました。
それぞれ印象に残ったセッションをはじめ、さまざまなお土産話(と来年への抱負?)を持ち寄りました。
リラックスした気持ちでお楽しみください
参加者紹介
- 大木
- 日本酒とお米を愛する
- 松山では毎日リフトに乗っていた
- 今野
- 旅先ならではのごはんが楽しみ
- 松山では毎日何かしらのみかんを摂取していた
お土産トーク
印象に残ったセッションについて
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今野
- まずは何と言ってもRubyKaigiの主役、セッションについての話がしたいですね
- 私は一番こう感銘を受けたというか、「おー」って思ったのは、やっぱりDay1のima1zumiさんのキーノートでした。
- まずは何と言ってもRubyKaigiの主役、セッションについての話がしたいですね
-
大木
- 私はDay2からの参加だったので、聞けなかったんですよね。どんな感じだったんですか?
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今野
- まずはコンピューター以前の文字を符号にして伝えるっていうところの歴史から始まって、腕木通信の話だとかモールス信号だとか。それから古くからある文字コード……EBCDICではカナ拡張を使っても日本語が半角カナしか使えないしこんな苦労があった、とか。あとはUnicodeの文字がどういう風に組まれているか、っていうのも分かりやすく解説していただいて。
- 教えてもらった絵文字のバグを最初のきっかけとして、探究を続けていたらついに先日Rubyコミッターに就任された…ということで気になったことを深く掘り下げていくima1zumiさんのパワーに感銘を受けました。
- 私もUnicodeの沼をつつくのは割と好きなんですけど、時々Wikipediaを見て「ふーん」って思ったりとかする程度なので。そこから掘り下げて、Ruby本体に修正入れようっていう風にはなかなかできないなって。さっぱりとした話しぶりではあったのですが、内に秘めた熱意というか、探求心がすごいなと。
- ……ちょっと私の表現力の低さが悔やまれるので、これはセッション動画を是非視聴して欲しいです。
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大木
- それは見るのが楽しみですね。他に面白かったり、興味深かったセッションはありましたか?
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今野
- そうですね、いま、Rubyの次世代パーサーとしてPrismとLramaの二大派閥(?)があると思うんですが、たまたまLramaに関するセッションを2つ(Ruby’s Line Breaks、Dissecting and Reconstructing Ruby Syntactic Structures)拝聴しました。
- LramaではRubyの文法をBNFと呼ばれる記法を使って定義して、その定義をLramaに渡してパーサーを生成するらしいんですが、セッションではパーサーを作るプロセスから職人技を排除するためにそれこそ職人技というか、ものすごい大変なことをやっている…というお話を聞いて「Lramaすごい、カッコいい!」ってテンションが上がって、Lramaと仲良くなれないかなーっていう気持ちになりました。
-
大木
- Lrama推しの人が聞いたら喜びそうですね
- Lrama推しの人が聞いたら喜びそうですね
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今野
- でもそれこそ沼をつついているというか、概要レベルの理解でしかない状態なんですよね。仲良くなるって言っても、Lramaの入門資料を色々読んで、何がどうなっているのかを学ぶところから始めないと… まずはドキュメントの修正みたいなのでもいいから、何か有意義なことをしてコミットログに名前を残す、っていうのは憧れますよね。
-
大木
- OSS Gateとかもありますからね。
-
今野
- OSSコミュニティに飛びこんだからには、やっぱりチャレンジしてみたい!っていうのはあります。
- あれ、私も去年の工藤さんのことを言えなくなってきたな。
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今野
- 大木さんは何か印象に残ったセッションはありましたか?
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大木
- そうですね。しおいさんのセッションが分かりやすくて良かったです。お話されていたTCPSocketは私も業務で使ってるので。
-
今野
- 自分が使っているものに関してだとより興味深く聞けますよね。
-
大木
-
昨年度のセッションの続編で、TCPSocketにHappy Eyeballsというアルゴリズムを入れるまでのお話でした。アルゴリズムを導入するまでの苦労や、コミット権限をもらってリリースするまでをお話されていて。なんでもないように話してはいるけど、やり遂げているのが本当にすごいことだなと思いました。セッションの中では実装していったコードの変遷も出てきて、「わかる…」「このコードの組み立て方好きだな」と思いながら聴いていました
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昨年度のセッションの続編で、TCPSocketにHappy Eyeballsというアルゴリズムを入れるまでのお話でした。アルゴリズムを導入するまでの苦労や、コミット権限をもらってリリースするまでをお話されていて。なんでもないように話してはいるけど、やり遂げているのが本当にすごいことだなと思いました。セッションの中では実装していったコードの変遷も出てきて、「わかる…」「このコードの組み立て方好きだな」と思いながら聴いていました
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今野
- なるほど、それはどんなコードの組み立て方なのかが気になります…!しおいさんのセッションは見られなかったので、私もあとで動画を見ようと思います!
-
大木
- Day3はやっぱりMatzのキーノートが楽しみでした。
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今野
- そうですね、AI時代のプログラミングの話っていうことでしたが…登壇時の「せりあがりMatz」がバズりすぎて、そこばっかり注目されがちでしたね
- そうですね、AI時代のプログラミングの話っていうことでしたが…登壇時の「せりあがりMatz」がバズりすぎて、そこばっかり注目されがちでしたね
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大木
-
今野
- まぁでも例年通りいいお話でしたね。
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大木
- そうですね。やっぱり最近はAIの話題が多いですし、Matzがどういう風に考えているのかを聴けて良かったです。
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今野
- 「Rubyは案外AIと仲良くなれるのでは」という観点が個人的に感銘を受けたというか、目から鱗でした。
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大木
- 例えばどういった点ですか?
-
今野
- Rubyの文法の柔軟性が人間とAIの仲立ちをしてくれるのでは、という点ですね。文法の柔軟性は「書きやすさ」にも繋がるRubyの特徴の一つとして挙げられることが多いと思います。とは言え人間の言葉ほど曖昧ではないので、コードが実行可能ということは一意に解釈できているということになる。だから橋渡しとして向いているのではというお話だったと理解したのですが……
- 文法の柔軟さがそういう風に活きてくる可能性があるという発想がなかったので、なるほどなーと。
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大木
- 私はAIに頼りすぎちゃうと、本来AIに期待してたサポートしてもらうっていうところと立場が逆転してしまうみたいな話を聴いてて「確かに!」って思いました。世話を焼きすぎちゃうというか、「AIちゃんこっちですよ~」みたいな
- 私はAIに頼りすぎちゃうと、本来AIに期待してたサポートしてもらうっていうところと立場が逆転してしまうみたいな話を聴いてて「確かに!」って思いました。世話を焼きすぎちゃうというか、「AIちゃんこっちですよ~」みたいな
-
今野
- 確かに…
- 業務でのプログラミングとなるとソースコードの漏洩を心配しちゃうのもあって、あんまり自分はAI使いこなせてないなーって思ったりはします。大木さんは仕事とかで「こういう時にAI使ってる」みたいなのってあります?
- 確かに…
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大木
- お仕事ではありませんが、お話相手にしていますね。
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今野
- なるほど、壁打ち相手にいいってよく聞きますね。
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大木
- 「犬が可愛い」みたいな、そんな話ばっかりなんですけど
- あ、でもこの間、メソッド名を決めるのにちょっとお話ししました。「こういう処理のメソッドに名前を付けたいんだけど、何て名前がいいと思う?」みたいな。
- 「犬が可愛い」みたいな、そんな話ばっかりなんですけど
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今野
- あー、確かにそういう相談は向いてそうですね。
-
大木
- 最初はどちらかというとCとかJava向けな名前だったんですが、「もっとRubyっぽくして」って言って。
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今野
- へー、「Rubyっぽく」って言って伝わるんですかね?
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大木
- はい、「Rubyっぽくよろしく」って言ったらやってくれましたよ。
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今野
- お。それは大木さんのお眼鏡にかなう名付けになったんですか?
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大木
- そうですね、そんなに的外れっていう感じでもなかったので、じゃあこれにしようって決めました。
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今野
- メソッド名の候補決め、いいですね。私は仕事ではないんですが、メールを送るときの言い回しを相談することは時々あります。「こういうことを伝えたいんだけど、失礼にならない表現にして」みたいな。上手にオブラートにくるみつつ、ちゃんと伝わる表現を教えてもらおうと。
-
大木
- そういうのはいいですね、サポートしてもらってる感があって。今度私も使ってみようかな。
-
今野
- おすすめです!
- おすすめです!
セッション以外のRubyKaigi本編について
-
今野
- 「セッション以外」ってかなり雑にまとめちゃったんですが… 今年はスタンプラリー完走したんですよ、私。
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大木
- 全ブースコンプリートってことですか?
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今野
- はい、ピンバッジもらったところを通り越して、全46ブース。
-
大木
- え、すごい。
-
今野
- いやー、ブースが多いってことはそれだけスポンサーしている会社さんが多いということで喜ばしいことなんですが、さすがにちょっと大変でした
- いやー、ブースが多いってことはそれだけスポンサーしている会社さんが多いということで喜ばしいことなんですが、さすがにちょっと大変でした
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大木
- そうですよね、私はピンバッジまでだったんですけど…それでも結構大変でしたね。
-
今野
- いま手元にスタンプラリーの紙を持ってきました。今回ピンバッジまでが35ブースだったみたいですね。
- ついでに2024年の分も持ってきたので見比べてみましょうか… 去年はピンバッジまでが20ブース、全38ブースだったみたいなので、今年のゴール(ピンバッジ)は去年の完走に近い感じだったんですね。
- そう考えると今年は本当にたくさんのスポンサーブースがあったんですね。すごい!
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大木
- 今年は出張本屋さんも凄かったですね!めっちゃ買ってしまいました。
-
今野
- 私も買ってしまいました、3冊かな。本当はもうちょっと欲しい本があったんですが、残念ながら出遅れてしまったみたいで買えなかったんですよね。
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大木
- 売り切れも多くて、私も欲しいと思った本が買えなかったりしました。Amazonで買います!
-
今野
- そうでした、私も買いそびれているので後で買わなきゃ…
-
大木
- 本の解説会みたいなのもありましたよね、色々見てたら欲しくなっちゃっていっぱい買っちゃって
- 本の解説会みたいなのもありましたよね、色々見てたら欲しくなっちゃっていっぱい買っちゃって
-
今野
- 分かります、いくつかの本の著者の方が参加者として現地に来られていて、サイン会もありましたし。「伝わるコードレビュー」を買って、これも著者と監修の方がサイン会をされていたので、全員から頂きました。これもみんなで読めたらいいですね。
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大木
- そうですね。私も購入してまだ少し読んだだけなんですけど、コードレビューをする人だけじゃなくて、受ける側も読んでほしいなって思います。あんまりこういう観点の本も無かったので。
-
今野
- そして毎年恒例のおやつタイム、今年はやっぱりみかんでしたね!
- ダイレクトにみかんを1カットと、みかんゼリーや愛媛のタルトなど日替わりの愛媛銘菓。毎日美味しく頂きました
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大木
- みかん美味しかったですね、さっぱりめで良かった。みかんゼリーも思ったより食べ応えがあってすごい良かった。
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今野
- あのみかんゼリー、空港の売店で同じものが売ってたのでお土産に買っていったんですよ。そしたら甥っ子姪っ子がすごい勢いで食いついてびっくりしました。
-
大木
- それは良かった
あれ濃くって美味しいですよね。
- あとランチに愛媛グルメのキッチンカーも来てましたよね。何か食べました?
- それは良かった
-
今野
- ランチは毎回外に出てたので食べられなくて…でもDay1のOfficial Partyのときにもいくつか出てて、その時にいもたきというものを食べました。東北で言う芋煮みたいな位置づけの料理なんですかね、Day1の夜だけ妙に寒かったので余計に美味しく感じました。みんなでしみじみと「温まるー」って言いながら
- ランチは毎回外に出てたので食べられなくて…でもDay1のOfficial Partyのときにもいくつか出てて、その時にいもたきというものを食べました。東北で言う芋煮みたいな位置づけの料理なんですかね、Day1の夜だけ妙に寒かったので余計に美味しく感じました。みんなでしみじみと「温まるー」って言いながら
-
大木
- そうだったんですね
私はじゃこ天を食べました。
- そうだったんですね
-
今野
- じゃこ天!温かいとより美味しいって聞きましたけど、どうでしたか?
-
大木
- めちゃめちゃ美味しかったです。
-
今野
- いいなー、私キッチンカーの方のじゃこ天は食べ損ねちゃって。でもじゃこ天自体は何度も食べました。小鉢とか何らかの形で出てくるので、愛媛の人にとってはソウルフードと聞いていましたが、本当にそうなんだなと。
-
今野
- 毎年会場内の目立つところに、どこから来ましたーって名前を書いた付箋を貼る地図がありますよね。
- 東北は一つ一つの県が広いのである程度仕方ないんですが、それでも東北勢の密度が他の地域に比べて低いのが寂しくて、毎日見てたんですよ。そしたらDay3に仙台近辺で付箋が増えたことに気付いて。いつかお会いしたい!って思っていたら、なんとこの間開催したSendai.rbにその方が来てくださったんですよ!
-
大木
- いい話…!
-
今野
- 当日RubyKaigiの時の名札持ってきてくださってて、ふと「あれ、このお名前見たことある」と思ってカメラロールの写真を出したら「自分です」って言ってもらえて。もうめっちゃうれしかったです。
-
大木
- すごい!そしてその後Sendai.rbに来てくれるのめっちゃうれしいですね。
-
今野
- そうなんです、ちゃんと現地開催やんなきゃダメだなって思いました。ずっとオンラインにこもってしまっていたので。
-
大木
- オフラインはそういう出会いがあるので良いですよね。
-
今野
- そうですね、引き続きやらねばと思っています。
ドリンクアップや事前・事後イベントについて
-
今野
- ドリンクアップは何か参加されましたか?
-
大木
- Day3の永和さんのイベントに参加しました。
-
今野
- そうでしたね、Day3のドリンクアップは同じ会場に居ましたもんね。
- 私はDay0のTokyoDevさんの女性とノンバイナリー向けのドリンクアップとDay1のOfficial Party、あとは同じくDay3の永和さんのドリンクアップに参加していました。
-
大木
- Official Partyは野外でやってたんですよね、それだけは知っている
- Official Partyは野外でやってたんですよね、それだけは知っている
-
今野
- ですです、ピクニックゾーンって感じでブルーシートが敷いてあったエリアがあって、そこに知り合いで「ここをキャンプ地とする!」みたいな感じで集まっていて。本当に「夜のピクニック」感がありましたね。
-
大木
- Day1は参加できなかったので、写真だけ見てすごい楽しそうだなって思ってました。雨が降らなくて良かったですね。
-
今野
- 本当それなんですよね。若干冷えてはいたのですが、雨は全然降らなかったので。色々覚悟して気合の入ったレインコートも用意していたんですが、本当に降らなくて良かったです。
-
大木
- でも野外は野外で楽しそうですね。食べ物はどういう感じで出たんですか?
-
今野
- バイキング形式で愛媛の美味しいものが色々あったのと、さっきもちょっと触れましたがランチの時みたいにキッチンカーがいくつか来てました。いやー、いもたきは本当に美味しかった
- バイキング形式で愛媛の美味しいものが色々あったのと、さっきもちょっと触れましたがランチの時みたいにキッチンカーがいくつか来てました。いやー、いもたきは本当に美味しかった
-
大木
- Official Partyで出されていた日本酒がRubyKaigiラベルになってましたね、すごい可愛かった。
-
今野
- そうそう、可愛かったです。赤と白のラベルがあって、白の方を飲んだんですがスッキリした感じで美味しかったです。でも写真は何故か赤い方しか残ってないですね、どうして…?
- そうそう、可愛かったです。赤と白のラベルがあって、白の方を飲んだんですがスッキリした感じで美味しかったです。でも写真は何故か赤い方しか残ってないですね、どうして…?
-
大木
-
それにしてもオリジナルラベルっていうのは気合いが入ってますね。他には何かありましたか?
-
-
今野
- 確か地元のクラフトビールが出ていたのと、あとはみかんジュースコーナーで品種別のジュースが5種類くらい提供されていて、そのうち2種類を飲みました。
- そのみかんジュースがとても美味しくて。道後温泉にお店があると聞いたので、後日お土産で買っちゃいました!
-
今野
- Official Party以外にも、各スポンサーさんがドリンクアップを開催してくださって、色々と交流出来て良かったですね!
-
大木
- Day3の永和さんのドリンクアップも良かったです、愛媛の美味しいものいっぱい出てきて。
-
今野
- 料理が本当に盛りだくさんでしたね。お腹いっぱいになっちゃいました。
-
大木
- そうそう、すごい美味しかった。お酒もいっぱい用意してくださってたんで、全部飲みたいと思って…
- そうそう、すごい美味しかった。お酒もいっぱい用意してくださってたんで、全部飲みたいと思って…
-
今野
- コンプリート出来ましたか?
-
大木
- コンプリートは出来てないと思います、お話ししてたりもあったので。
-
今野
- 残念
でもいろんなテーブルを周る口実というか、動機としてすごくいいですよね、「お酒コンプリートしたい」って。会話のきっかけにもなりそう。
- 残念
-
大木
- そうなんですよ、すごくよかったです。
- Day0のTokyoDevさんのイベントの方はどうでしたか?
-
今野
- 去年から引き続きの参加でしたが、今年も楽しい時間を過ごしました!
- あくまで知っている限りの話になるんですが、カンファレンスのサブイベントとして女性とノンバイナリー向けの懇親会があるっていうのはRubyKaigiというか、Rubyコミュニティならではなのかなと思っています。
- もちろん、究極的にはそういうイベントがそもそも必要なくなる世の中になることが一番良いことではあるのですが…… 未来のために積み上げていく一歩として、こういう取り組みは大事だなと思うので。
-
大木
- 会期前後のイベントは何か参加しましたか?
-
今野
- 事後イベントの方はSendai.rbで報告会をやったのと、ピクシブさん会場でやってたイベントで配信枠があったのでそれを。事前イベントも含めて大きめのイベントはやっぱり首都圏のものが多いですが、配信してもらえるのは助かりますね。
- ローカルの方はまぁ…自分たちがSendai.rbの運営なのでセルフサービスってことで
-
大木
- 事前イベントはちょっとドタバタしてて行けなかったんですが、事後イベントはコード懇親会自慢大会をオンラインで視聴しました。RubyKaigi本編というよりはDay3の夜にあったコード懇親会でやったこととか、どういう雰囲気だったかっていうのを話す会だったんですけど。
- コード懇親会ってちょっとハードル高いかな?って勝手に思ってたんですけど、事後イベントで話している方がすごく楽しそうな感じで、雰囲気がよく伝わってきてて良かったです。参加するのも結構楽しそうかも?って思える会でした。
-
今野
- なるほど、「コード懇親会」って名前だけ聞くとあんまりイメージが湧かないというか、何なら勝手にもくもく会みたいな方向性なのかな?って想像していたんですが。具体的にどんなことやってた的な話って当日ありましたか?
-
大木
- はい、その辺もオープニングトークでまとめて話してもらえたんですが、ワークショップというか、みんなで手を動かして…みたいな場だったみたいなんですよね。
- 事前にテーマがいくつか用意されてて、事前の希望に沿ってテーブルを分けてやりたいことをやったり、お話を聞いたり、という流れだったみたいです。
- 事後イベントの発表で、初めてRubyKaigiに参加した方がいらっしゃって、言語処理系のテーマを選んで当日テーブルに行ったら周りがコミッターだらけだし、隣にMatzがいるし、付いていけるかな…みたいな気持ちになったというお話をしていたんですよ。「わかるー」と思って聞いてました
-
今野
- 確かにそれはなかなか緊張しますね。
-
大木
- そうそう。でも「初めてで全然分からない中だったけど、すごい楽しかった」っていう話をされてたのがすごい印象に残ってて。「めっちゃMatzが話しかけてくれた」って。
-
今野
- 何というか、その状況で楽しめたご本人もすごい
そしてコミッター陣のホスピタリティもすごいし、Rubyコミュニティの良さが詰まっているお話ですね。
- そういうお話を聞くと、確かに「じゃあ次回ちょっと行ってみようかな」って気持ちになりますね。
- 何というか、その状況で楽しめたご本人もすごい
-
大木
- そうそう、そういうところがRubyコミュニティのいいところだなーって思って聞いていました。
愛媛旅
-
今野
- 私は往路がわりとエクストリームな旅程でしたが、大木さんは帰りがすごかったですね。
-
大木
- そうですね
香川とか岡山とかいろいろ寄って帰ってきました。
- そうですね
-
今野
- 香川いいですね!うどんは食べましたか?
-
大木
- もちろん!本当は何軒か行きたかったのですが、1杯でお腹がいっぱいになってしまって
- もちろん!本当は何軒か行きたかったのですが、1杯でお腹がいっぱいになってしまって
-
今野
- 讃岐うどんはコシが強くて有名ですもんね。中には何軒もハシゴする強者もいるみたいですが
- 他にはどこか立ち寄ったんですか?
- 讃岐うどんはコシが強くて有名ですもんね。中には何軒もハシゴする強者もいるみたいですが
-
大木
- こんぴらさんにも行きました!時間と体力の都合で10段程上がって終わりましたが…
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今野
- いまこんぴらさんのWebサイトを見ているのですが…あぁ…これはハードそうですね…
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大木
- いつか登り切って見たいです。
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今野
- 登頂(?)のお知らせを楽しみにしています
- じゃあ、続いて岡山の話もぜひ!
- 登頂(?)のお知らせを楽しみにしています
-
大木
- 倉敷に行って、倉敷美観地区を見てまわりました。風情があって良かったです。
-
-
今野
- 情緒のある街並みで素敵ですね!時代劇の撮影とかに使えそう。
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大木
- 本当に。タイムスリップしたみたいでした。
-
大木
- 今野さんはどうでしたか?
-
今野
- いやー、往路でサンライズ瀬戸に乗ったんですがとても良かったです。頑張って切符取った甲斐がありました。RubyWorld Conferenceの時にみんなこぞってサンライズ出雲に乗るのが分かった気がします。
- でも強風で瀬戸大橋を渡れず岡山で降りたので、高松でうどんを食べられなかったのがすごく悔しかったです。私も香川のうどんを食べたかった…!
-
大木
- それは残念… 行きで予定したところにはあまり立ち寄れなかった感じですか?
-
今野
- 実はダメだったのは高松のうどんくらいで。福山を経由して今治から本来の旅程に戻れたので、無事に推しタオル屋さんに立ち寄ることが出来ました。
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大木
- それは良かったです。
-
今野
- そこで規格外の靴下をアップサイクルしたぬいぐるみをお迎えしようと思っていて。通販もあるんですが、せっかく立ち寄れるチャンスがあるなら顔を見て選びたいなと。
-
大木
- 確かに見て買いたいですよね。
-
今野
- はい、そして靴下ベースのぬいぐるみなのでいろんな色のが居るんですが「せっかく愛媛に行ってお迎えするんだからみかん色がいいかなぁ」とか思ってたのに、売り場を見た瞬間全然違う色のヤツと目が合ってしまって。その時に「あぁ、もうこいつしかいない」ってなっちゃって。
-
大木
- あぁ…何か分かる気がする… 運命ですからね、仕方ないです。
-
大木
- 松山着いてからはどこか行きました?
-
今野
- そうですね、会期後の土曜に王道な感じで道後温泉と松山城へ。実は松山城の方は当初の予定に無かったんですが、大木さんのX(旧Twitter)のポストを見てたらリフトに乗りたくなっちゃって
- そうですね、会期後の土曜に王道な感じで道後温泉と松山城へ。実は松山城の方は当初の予定に無かったんですが、大木さんのX(旧Twitter)のポストを見てたらリフトに乗りたくなっちゃって
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大木
- えー、うれしいー
- えー、うれしいー
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今野
- 私以外にも同じこと言ってる人いましたよ、大木さんが大絶賛するから気になって乗ってみた、って。
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大木
- いやー、リフトいいじゃないですかー。ああいうところってロープウェイしか無いことが多いんですが、私はリフトの方が好きなんですよ。
-
今野
- ということはもともとリフトの魅力をご存じで…?
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大木
- もともとスキー場のリフトに乗るのが好きで。登っていく時のワクワク感が好きなんです。下りのリフトは初めてでしたが、自然を感じられる景色が良かったですね。
-
今野
- そうですね、下りのときにまっすぐ前を見るとほぼ風景しか視界に入らないので、空飛んでる感がすごいなって思いました。
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大木
- そうなんですよ、ちょうど山とかも見えて。いい体験でした。
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今野
- いい体験でしたけど…「リフト乗ってる」ってポストしたらわりとすぐに大木さんからいいねが付いたのでびっくりしました。たまたまタイミングが合っただけだとは思ってますけど。
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大木
- そんな張り付いてた訳じゃないと思うんですが
意外とみんなリフト乗ってるーって思って、嬉しくなっちゃって。
- 松山城も良かったですね、お城の中に入りましたか?
- そんな張り付いてた訳じゃないと思うんですが
-
今野
- 行った時間が少し遅めだったので、天守の中までは見学してないですが… すごく立派でしたね!
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大木
- 結構大きかったですよね?私が今まで見た中でもかなりの大きさでした。
-
今野
- そうですね、加えて高台にあるので、それだけで迫力がありますよね。
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大木
- 本丸以外にも色々建物もあって。立派なお城でした。季節もちょうど良かったですね。
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今野
- 良かったですね!四国の桜の季節は終わっちゃってるもんなーと思っていたら、八重のソメイヨシノが咲いていたり、リフト終点の広場に藤棚もあって良かったです。
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-
大木
- 藤の花、綺麗でしたね。香りが良かったです。
来年の函館に向けて
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大木
- 来年は函館ですね、北海道はいいですね。
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今野
- いよいよ北海道、という感じがします。名所は色々あると思いますが、やっぱり五稜郭ですかね?
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大木
- そうですね。五稜郭…いいですね。私は入ったことがないんですけど、上から眺めたことはあります。五稜郭タワーから見ると綺麗な形が良く見えるんですよね。
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今野
- 確かにすごく綺麗な星形をしていますね!
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大木
- あとは赤レンガ倉庫群ですかね。
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今野
- おぉ、景観が素敵ですね。
- 中はショッピングモールになっているんですね、お土産買いながら観光もできて良さそうです。
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大木
- 以前社員旅行で行った時は雪が降ってて全然分からなかったです…雪で真っ白になっていたので…
- それから函館と言えば夜景も有名ですよね。ロープウェイで山を登って。
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今野
- リフトは無いんですね
- リフトは無いんですね
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大木
- まぁ、リフトは冬だと寒いですからね…
- あとは観光スポットとはちょっと違いますが、ラッキーピエロも有名ですよね。
- まぁ、リフトは冬だと寒いですからね…
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今野
- あー、すごい有名なのは知ってるんですが。なんのお店でしたっけ?
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大木
- ハンバーガー屋さんです!
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今野
- なるほど、ご当地ハンバーガー。これは食べなきゃダメなやつだ!
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大木
- 内装が個性的で、お店ごとに微妙に違っているんですよね。
- サーカスみたいな感じで、独特な世界観があって面白いですよ。
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今野
- それはぜひ何か所か周って楽しみたいですね!要予習なやつ。
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大木
- 社員旅行で行ったときはかなり食べました
また食べられる日が来るとは…
- 社員旅行で行ったときはかなり食べました
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今野
- これは期待が高まります
- これは期待が高まります
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大木
- あとは新幹線で行くなら、新函館北斗駅に居る「ずーしーほっきー」もぜひ。北斗市の公式キャラクターなんですよ。
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今野
- なるほど?…これはホッキ寿司のキャラクターってことですかね?
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大木
- そうそう、ホッキ貝のお寿司です。
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今野
- ついでに「ほっきー」っていう語感にどことなく「北斗」感もあると。
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大木
- そうなんですよ
ぜひ。
- そうなんですよ
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今野
- せっかく立ち寄れるところにありますしね。
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大木
- 新函館北斗駅前にはずーしーほっきーが上に乗っているポストもあります。
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今野
- ずーしーほっきーの情報、めっちゃ出てくる… 何でそんなに詳しいんですか
- ずーしーほっきーの情報、めっちゃ出てくる… 何でそんなに詳しいんですか
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大木
- 社員旅行で函館の街を歩いていたらやたらずーしーほっきーを見かけて、「一体何なんだ」って気になってしまって
- 社員旅行で函館の街を歩いていたらやたらずーしーほっきーを見かけて、「一体何なんだ」って気になってしまって
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今野
- なるほど…? あ、ずーしーほっきーのポスト、駅から降りてすぐのところなんですね。これなら気軽に途中下車して見に行けるかもしれない。
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大木
- そうなんです。この個性的な見た目を楽しんでほしいです。
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今野
- 次は満を持しての北海道ということで、もっと他のメンバーも巻き込んでRubyKaigiを楽しめるといいですね。
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大木
- そうですね。来年も楽しみです!